断食の効果
こんにちは,ノニ劇場の高橋です。
今回の記事は「 断食の効果 」について書いていきたいと思います。
◯今回の記事をおすすめしたい方
1.断食に興味がある
2.断食を興味がない
3.断食をやったことがない
4.断食をやってみたい
◯今回の記事をザックリ言うと…..
「 断食はダイエットというより健康プログラム 」





断食というと、修行を思い浮かべる方もいらっしゃるでしょうか?
最近話題にされるファスティング=断食は、完全な絶食ではなく、適切な栄養摂取をしながら体内環境を整えるというものです。
欧米では、「連続しない断食」が良く知られ、通常のようです。
連続しない断食の説明もしていきますね。
断食の効果とは
①内臓を休める
現代人は食べ過ぎて、胃腸が疲れています。フル稼働の内臓を休ませてメンテナンスをします。
②デトックス効果
普段の生活の中でどれだけ気をつけていても、食事・皮膚・呼吸などから、有害な物質(毒素)を体の中にため込んでしまっています。これらの毒素を排出する。それがデトックスです。
③老化の防止
摂取カロリーを減らすことで、長寿遺伝子とも言われるサーチュイン遺伝子にスウィッチが入り、様々な老化要因を抑えてくれます。
④代謝酵素を活発にする
人が一生の内、体内で作られる酵素は限られます。腸を休ませることにより消化酵素が無駄に
使われずに済むので、酵素が代謝酵素に回り代謝が効率良く使われます。
酵素について詳しくは
【免疫② 免疫の正常化には代謝酵素が大切!】をお読み下さい。
⑤五感を鋭くする
個人差があるようですが、味覚、嗅覚が鋭くなったという感想をよく聞きます。
⑥精神を安定させる
精神の安定には、セロトニンという神経伝達物質が重要です。
腸内環境を整えると、セロトニンのもとになるトリプトファンというアミノ酸の吸収が良くなり、セロトニンがしっかり分泌されます。
栄養やホルモンのバランスが総合的に整う、その結果精神を安定させると考えられます。
⑦ダイエット
体重が減少する。脂肪を燃焼させて、筋肉量を落とさないことが可能
⑧その他
免疫反応が正常化。肌がきれいになる。体が引き締まり身も心も軽やかになれる。
断食のいろいろ
・古から多くの宗教で行われている断食
・精神を鍛える修行の一形態としての断食
・瞑想を補助する手段
・煩悩を克服・滅却するための手段
・不食・絶食からプチ断食
水すら口にしない断食もあるようですが、さすがにハードルが高いですね。
断食道場は、宿泊して指導を受けるので、安心できますね。
最近話題になっているプチ断食、自宅でできる。
専門家の指導のもと、3日間、1週間、コースが選べるようですね。
準備食期間、断食期間、回復食期間と実践されている方が多いようです。
気をつけていただきたいのは、適切な栄養摂取をしないと、体重がだけでなく筋肉量も減少してしまいます。結果代謝が衰え、リバウンドしやすいです。
ファスティングは、高い効果を得られる反面、間違った方法で行うと危険です。
・断続的(インターミッテント)、とぎれる断食は簡単だから続けやすい
実は欧米では、5~6年前から女優やモデルたちが取り入れている、断続的断食(Intermittent fasting)というものがあります。
いろいろタイプがありますが、大きく分類して、
✅時間で区分する
「TRF(時間制限食)」と呼ばれ、 1日に数時間のファスティングを行います。
✅日で区分する
1週間に数日を決めておき、数日のファスティングを行います。
「5:2(ファイブ・ツー)」という方法が有名です。
✅時間制限食「16/8」とは、
例えば、午前12時~午後8時の間、8時間の間に食事ををいただきます(2食でもOK)。午後8時から翌日の午前12時まで、16時間断食をします。
✅「5:2」(ファイブ:ツー)とは、
1週間のうち、5日は普段の食事をとります。食べたいものを自由に食べて大丈夫です。2日をファスティングの日にあてます(ファスティングの日は、連続してとってはいけません)。
科学的根拠に基づいた「5:2」(ファイブ:ツー)、連続したファスティングじゃなくても、連続した水と塩だけの断食と同じ効果が出ます。
適切な指導なしで3日間の断食を続けると体を壊す可能性も。
5:2、週2断食はやろうと思えば、今日からでもできるので、断食をやってみたいと思っている方の裾野を広げます。健康プログラムとしてお勧めしたいです。
今回のまとめ
1.現代人は食べすぎている
2.断食で得られる健康効果は数多い
3.続けられる方法こそ、本当に効果的なダイエット
4.高い効果を得られる反面、間違った方法で行うと危険





次は断続的断食の記事を書きます、お楽しみに!
よろしくお願いします😊